2017年1月がもう終わりを迎え、2月に入ろうとしています。
寒さのピークは超え、これから三寒四温を繰り返して暖かく過ごしやすい季節になろうという希望の時期ですが、花粉症の患者にとっては憂鬱な季節です。
暖かさへのカウントダウンと共に、花粉飛散へのカウントダウンがシンクロするのですから。

美人気象予報士の三ヶ尻知子さんの予想では、2017年は多い地域では昨年の290%もの花粉が飛散するとの事です。

そして西日本と東日本では随分と花粉飛散量に落差があるのですが、その原因がよく分かる短い動画も紹介いたします。

西日本で最大290%の予想

三ヶ尻さんの発表によるとによると、今年は飛散量が多い地域が増え、全体的に見ると昨年よりも花粉の量は多いのです。

東京をはじめとする関東甲信越地方では、比較的少なかった昨年よりもさらに少なくなるとの見積もりなのですが、西日本では非常に多くの花粉が飛ぶと予想されており、九州では昨年比270%、最も飛散量の多い近畿地方では290%となっているのです。

そして花粉のピークとなるのは、関東より東(北)では3月頃、関東より南の西日本では3月上旬頃の見込みとなっているのです。

このように、2017年の花粉飛散量の予想は当サイト記事
2017年の花粉症の時期はいつから?1月現在の予測
で書いたように、東日本が少なく西日本が多いという「西高東低」なのです。

東日本と西日本で差が激しい理由

上記リンク先でも書いたように、スギ花粉の飛散量は前年夏の天候に大きく左右されます。
具体的には、日照時間が長いほど、気温が高いほど、多くなるのです。
その理由は、そのような条件だとスギ花粉の元となる花芽がよく成長するからです。

今年2017年は前述のように「西高東低」となるという事で、つまり2016年の西日本の夏は、東日本に比べて日照時間が長かったという事になります。

それもそのはず、実は西日本は去年あまり台風の影響を受けていないのです。
通常の台風は日本列島を縦断するように移動して日本全土に被害を与えますが、例えば昨年8月下旬に発生した台風10号の進路は迷走し、東日本のみに影響を与えているのです。

その進路を表した動画が、ウェザーニュースの公式サイトで紹介されています。
47秒の短い動画なので全部見ることが苦痛ではないので、是非ご覧くださいませ。

このような台風の振る舞いが、西日本に多くの花粉飛散をもたらす原因のひとつなのです。

意外と知られていない空気清浄機の設置場所

西日本在住の花粉症の方は、よりしっかりとした対処を行い、春シーズンを快適に過ごしていただきたいものです。

花粉の対処については、散々あちこちのメディアで言われている下記の事は、多くの方がご存知だと思います。

  • 家に入る前にコート等の上着を一旦ぬいで、よく花粉を払ってから入る。
  • 帰宅したら、まずは風呂・シャワーを浴びて花粉を落とす。
  • マスクは鼻をぴったりと覆うものをチョイスする。

等々。

とはいえ、どれも結構面倒くさい対策ばかりです。
また、ひとつひとつの対策の効果は少なく、ありとあらゆる対策を複合的に行う事によって効果が出る場合もあり、そうなると余計にひとつひとつの対処に対しておろそかになるのです。

このように花粉対策が面倒だと思う人に最も適している方法は、自宅内に空気清浄機を設置する事です。
これならご自身は何もしなくてもいいわけですから。
空気清浄機によって室内に舞う花粉を無くせば、花粉症の症状は出ません。

ただ、ほとんどの場合は空気清浄機の設置場所を間違っているのです。
多くの方が邪魔にならない部屋の隅っこや奥に置いていると思います。

しかし花粉というのは、人や空気に動きがある場所でよく舞うのです。
つまり部屋の出入り口に設置するのが正解なのです。

加湿すれば花粉は高く舞わない

さらに加湿器で部屋の湿度を高くしておきましょう。
空気に湿り気があると、花粉は水分を含み高く飛べないのです。

日本医科大学医学部の大久保教授によると、湿度を40~50%以上にしておけば花粉は高く飛ばないのです。
梅雨の時期を鑑みるに湿度が高いと不快と感じると思うかもしれませんが、人が快適と感じる湿度が60%と言われているので、40~50%なら全然低いくらいなのです。

空気清浄機にしろ加湿器にしろ、人間は何もしないで済みますので、最低限これくらいの対処はして花粉症の症状軽減を目指しましょう。