講談社編集次長の朴鐘顕(パクチョンヒョン)が妻を殺害した容疑で2017年1月10日に逮捕されました。
実際に犯行に及んだのは、昨年2016年8月9日という事です。

あの講談社の編集次長にまで登り詰めたステータスの高い人物が、なぜそのような事件を起こすかという事に興味が持たれるわけですが、その理由はどうやら担当していた雑誌の売り上げが芳しくなく、休刊に追い込まれた事というのが垣間見えてきたのです。

そしてそれまではツイッターを頻繁に更新してきたのですが、事件発生の数日前には更新を停止していて、当時の心境が手に取るように分かるのでした。

朴鐘顕のTwitter

朴鐘顕は、@betsumaga というアカウント名でツイッターを行っています。
ニックネームは "班ちょ@新人漫画賞「GATE」班長" といいます。

ニックネームの由来としては、ツイッターを始めた2012年8月の段階では、朴鐘顕は「別冊少年マガジン」の班長という役職だったからでしょう。

比較的頻繁にツイートしてきたのですが、下記の2016年7月26日のツイートをもって、自らの発信は最後となっているのです。

このわずか14日に犯行に及んでいる事から、とてもツイッターを更新する余裕等なかった心境が想像できるのです。

「別冊少年マガジン」の編集長から「マガジンSPECIAL」の編集長へ

Twitterを始めた朴鐘顕はその後、前述の別冊少年マガジン班長から、同誌の編集長になります。
これは明らかな昇格です。

そして2013年6月3日付けをもって「マガジンSPECIAL」の編集長へと移行しました。

マガジンSPECIALが休刊へ

このように順調なキャリアを積み重ねてきた朴鐘顕ですが、自身が編集長を務める「マガジンSPECIAL」が2017年1月20日発売の2017年2月号をもって休刊となる事が、2016年8月1日付けで決定してしまったのです。

このわずか8日後の8月9日に犯行が行われており、自身がマガジンSPECIALを休刊させてしまった事に対して、妻と口論になった可能性が十分高いと容易に想像できるのです。

朴鐘顕の信念

そんな朴鐘顕は、漫画に対してポリシーを持っていたのです。

一言でいうと
「メガヒット漫画を生み出す条件は、女性読者の心を掴むこと」
なのです。

女性の心を捉えるために不要な要素として

  • 意味のないパンチラ
  • いき過ぎたウンチク
  • 不快なブサイクキャラ

といった事を挙げています。

逆に強化するコンテンツとしては

  • 登場人物の過去やトラウマ
  • キャラクター同士の友情
  • キャラクターデザイン

を挙げています。

このように確固たる信念があったにせよ、時代の流れなのか自身が編集長を務める雑誌が事実上の廃刊となってしまったのです。
犯行におよんだ動機は、このあたりにある事は間違いないでしょう。