まだ2月、もしかしたら1月だというのに、鼻水、鼻づまり、くしゃみといった花粉症の症状が出ている人もいる事でしょう。
そのような場合は「今年はスギ花粉の時期が随分早く来た」と思ってしまいます。

でも実はそういったアレルギー症状の原因は杉花粉だけというわけではなく、ハンノキ花粉かもしれません。

ハンノキ花粉による症状及び、1月2月から始めても十分に間に合う花粉全般の対策について説明いたします。

ハンノキ花粉は1月から飛んでいる

ハンノキとは日本全国の山野に生息している、高さ15~20m程度の落葉高木(らくようこうぼく)です。
花が咲く時期は12月~2月頃なので、1月頃には花粉が飛ぶのです。

「鼻アレルギー診断ガイドライン2013年版」を参考に花粉の種類と飛ぶ季節を図で表すと以下のようになり、ハンノキ花粉はほぼ全国で1月から飛散しているのが分かります。

  • 黄色は飛散量が少ない
  • 橙色は飛散量が多い
  • 赤色は飛散量が非常に多い

と、色が濃くなるにつれて、飛散量が多いという事を示しています。

北海道地方の花粉飛散時期

北海道の花粉飛散時期と種類

前述のようにハンノキの花期は1月前後なのですが、北海道に限っては3月頃なので、3月からハンノキ花粉の飛散が始まります。
やはり北海道は全般的に花粉の量が少ないのです。

東北地方の花粉飛散時期

北海道の花粉飛散時期と種類

東北地方になると、1月から徐々にハンノキ花粉の飛散が始まります。

関東地方の花粉飛散時期

北海道の花粉飛散時期と種類

関東地方になると、1月にはスギはもちろんの事、ハンノキ花粉がそれなりに飛散しだします。

東海地方の花粉飛散時期

北海道の花粉飛散時期と種類

関西地方の花粉飛散時期

北海道の花粉飛散時期と種類

九州地方の花粉飛散時期

北海道の花粉飛散時期と種類

 年明け1番に舞う花粉はスギと思われがちですが、このようにハンノキ花粉もかなり飛んでいるのです。

ハンノキ花粉で果物による口腔アレルギー症候群を併発

ハンノキ花粉によるアレルギー症状は、花粉症でおなじみの鼻や目以外にも、口腔アレルギーを併発しやすいのです。
正式には口腔アレルギー症候群といい、唇や舌といった口周りの部位に腫れやかゆみが生じるのです。

そのような部位に症状が出る原因は、食べ物を食べる時にどうしても接触してしまう経路だからなのです。
つまり、特定の食べ物に対してアレルギー反応が出てしまうという事です。

ではどのような食物に対してアレルギーが出るかというと、特に気をつけなければいけないのが

  • ビワ
  • サクランボ
  • 林檎
  • イチゴ
  • アンズ

なのです。

他にも、メロン・スイカ・キウイ・グレープフルーツ・オレンジ といった、果物全般でも発症例があるのです。
1月にもう花粉症の症状が出て、かつ口腔アレルギーが出る場合はハンノキ花粉を疑った方がいいでしょう。

1月や2月から始めても効果がある花粉症対策

前述のようなハンノキ花粉アレルギーが出た場合は、該当する果物を摂取しないのが一番の対策なのですが、それでは食生活を満喫する事が厳しくなります。
やはり好きなものはある程度の量は食べたいものです。

そういった願望を持つ全ての花粉症患者のために、1月や2月からでも行える、ハンノキ花粉のみならず全種類の花粉への対策がいくつかあるので紹介します。

ヨーグルトの摂取

おそらくこれ以上の花粉が起こる事は無いと思われるほど酷かったのが2005年春です。
その2005年において、1月中旬からヨーグルトを1日当たりたった200g摂取するだけで、90%もの被験者が薬を飲まずに乗り切れたのです。

ただしどの種類のヨーグルトでもよいというわけではなく、ある条件を満たす事が非常に大事なのです。
詳しくは
花粉症に効果的なヨーグルトの摂取量といつ食べるかを実験で解明!
をご覧ください。

ヒスタミンを抑える注射を打つ

花粉症対策として有効なのに以外と知られていないのが、注射を打つ事です。
また、注射の存在を知っている方でも
「何年にも渡って打つ事により、アレルゲンを慣らす方法しかない」
という認識の方が多いのです。

そのような何年もの期間が必要な注射と違い、花粉の時期の3週間前くらいから行えば効果がある、ヒスタミンの働きを抑える注射があるのです。
詳しくは
花粉症治療注射の時期は3週間前でOK!【ヒスタグロビン注射】
をどうぞ。

花粉症飛散時期の前から対策をしておく事が有効ですが、前述の図のようになんだかんだで1年中花粉というのは飛んでいるものなのです。
ゆえに対策をするのに遅すぎるという事はありません。
対策をしようと思った時が、その時なのです。