2017年の花粉の飛散予測が各種予報サイトから判明しました。
毎年この時期になると
「花粉はいつから飛び始めるのか?」
という事が頭をよぎるようになるのは、花粉症患者ならではの悲しい性でしょう。
予想では今年2017年は、比較的飛散の少なかった昨年2016年に比べると多いという事が、1月現在予想されています。
2017年の杉花粉飛散開始時期
花粉飛散時期は概ね、下記表のようになります。
同一都道府県内でも時期にズレはあるのですが、それについてはご了承くださいませ。
飛散開始時期 | 該当都道府県 |
---|---|
2月上旬頃 | 静岡県 香川県 徳島県 愛媛県 高知県 山口県 福岡県 佐賀県 長崎県 大分県 熊本県 |
2月中旬頃 | 茨城県 千葉県 埼玉県 東京都 神奈川県 山梨県 愛知県 三重県 奈良県 和歌山県 兵庫県 鳥取県 岡山県 島根県 広島県 宮崎県 鹿児島県 |
2月下旬頃 | 栃木県 岐阜県 石川県 福井県 滋賀県 京都府 大阪府 |
3月上旬頃 | 岩手県 宮城県 山形県 福島県 新潟県 群馬県 長野県 富山県 |
3月中旬頃 | 秋田県 |
3月下旬頃 | 青森県 |
4月上旬頃 | 北海道 |
沖縄県は花粉が飛ばない事で有名ですので、このリストには入っていないのです。
なお、敏感な方はほんの少しでも飛散が始まる1月中旬頃には、くしゃみや鼻水といった症状が出る事でしょう。
2017年は2016年よりも多くの花粉が飛ぶ
花粉症の症状の度合いは、飛散する花粉の量によって大きく異なります。
かなり重度の方でも、飛散量が少なかった2004年や2010年は特に楽だった記憶があるでしょう。
そして昨年2016年も比較的飛散量が少なかったのです。
では花粉が飛ぶ量は、一体何に左右されるのでしょうか。
飛散量が少なかった2004年と2010年に共通する事は、前年の夏が比較的冷夏だったという事です。
夏の時期に夏日や猛暑日が続くと、気温が高く日照時間も長くなります。
そのような条件だと、著しく花芽(はなめ)が成長するのです。
花芽とは後に花となり実となるものの事で、花粉を形成する元なのです。
なので猛暑の夏の翌年は花粉が大飛散するのです。
2004年は記録的な猛暑だったのですが、翌年2005年はこれからも破られる事のないくらいの記録的な大飛散となったのです。
では気になる2016年夏はどうだったかというと、西日本を中心に晴れが続き、関東より北の地域は雨や曇りが多かった記憶があります。
このような条件だったので、北日本では昨年2016年よりもさらに少なく、西日本では昨年よりはるかに多く、例年並みかそれより少し多い飛散量が予測されています。
地域 | 2016年比 |
---|---|
北海道 | 50% |
東北地方 | 50% |
関東甲信越地方 | 70% |
北陸地方 | 140% |
東海地方 | 160% |
近畿地方 | 360% |
中国地方 | 170% |
四国地方 | 260% |
九州地方 | 270% |
東日本・北日本の少なさと西日本の酷さが際立っているのです。
早めの対策におすすめなのはヨーグルト
花粉がいつから飛散するかという時期については分かったのですが、それだでは何も変わりません。
具体的な対策が必要となります。
おすすめなのは、ヨーグルトです。
ただしどのヨーグルトでもいいわけではありません。
花粉症に効果的な成分が入っているヨーグルトと、そうでないものがあるのです。
花粉症に圧倒的に効くヨーグルトの種類はBB536だった
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